今日(7日)は立冬とは思えないほどの暖かさとなった北海道。午後3時までの道内の最高気温は、札幌市手稲山口で20.4度まで上がるなど、5地点で20度以上となりました。しかし、明日(8日)の午後以降は再び寒さが強まる見込みで、寒気のピークとなる来週の火曜日頃には、道内で真冬日となる所もありそうです。
今月2度目の20度超
今日の北海道は上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で各地で気温が高くなり、午後3時までの最高気温は9月下旬から10月上旬並みの所が多くなりました。道内で最も高くなった札幌市手稲山口や十勝地方の帯広、池田では20.4度と、20度を超えた地点もありました。道内の最高気温が20度を超えたのは、2日月曜日の紋別で20.2度を記録して以来、今月2度目となります。
週明けは全道一桁 火曜日は真冬日も?
しかし、明日は次第に上空に寒気が流れ込むため、特に夕方から夜にかけては冷え込む所が多くなります。週明け月曜日にはさらに寒気が強まり、ほぼ全道で日中でも一桁の気温にとどまるでしょう。
寒気のピークは10日火曜日頃とみられますが、この頃の寒気は、広く初雪となった3日から4日にかけての寒気よりもさらに強いものが予想されています。
この日は道北の一部で予想最高気温が氷点下(0度以下)となっており、今シーズン道内で初となる真冬日になるかもしれません。
残る釧路も初雪か
前回以上に寒気が強まることで、雪の範囲も広がる恐れがあります。
今の所、道東では天気の崩れは内陸、特に山沿いの地域に限られそうですが、一時的に雪雲が風で流れてくるなどすると、道内の気象台で唯一初雪が観測されていない釧路でも、初雪となるかもしれません。
また、平地で雪が積もる範囲も前回以上となりそうです。足元や車の運転には十分注意して下さい。
日本気象協会 北海道支社 岡本 肇
Source : 国内 – Yahoo!ニュース